研究課題/領域番号 |
26462728
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形成外科学
|
研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
松尾 清 信州大学, 医学部, 特任教授 (20135156)
|
研究分担者 |
杠 俊介 信州大学, 医学部, 准教授 (10270969)
伴 緑也 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (30447784)
常川 主裕 信州大学, 医学部附属病院, 助教(特定雇用) (30625778)
安永 能周 信州大学, 学術研究院医学系, 助教 (40596946)
柳澤 大輔 信州大学, 医学部附属病院, 助教(特定雇用) (40646527)
西岡 宏 信州大学, 医学部附属病院, 助教(診療) (50721023)
大畑 えりか 信州大学, 医学部附属病院, 助教(診療) (60625789)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 睡眠障害 / 眼瞼痙攣 / 腱膜性眼瞼下垂 / 三叉神経固有感覚 / ミュラー筋機械受容器 / 青斑核 / 交感神経緊張 / 腹内側前頭前野 / アテネ不眠尺度 / 眼瞼下垂 / 三叉神経中脳路核 / 睡眠分析 / 近赤外線スペクトロスコピー / 三叉神経 / 固有感覚 / ミュラー筋 / 覚醒 / 自律神経 / 前頭皮質腹内側部 / 手掌発汗 / 腱膜性眼瞼下垂症 |
研究成果の概要 |
開瞼してミュラー筋機械受容器伸展で誘発される三叉神経固有感覚は、青斑核を刺激し腹内側前頭前野を活性化し手掌汗腺を発汗させ、生理学的覚醒を調節し、かつ眼瞼痙攣を起こすことを報告した。腱膜性眼瞼下垂の患者の中で、眼瞼痙攣と不眠のある患者50名(平均50.6歳)で、ミュラー筋機械受容器伸展を減弱する手術を行い、術前、術後2週、6ヶ月にアテネ不眠尺度(AIS)の変化を評価した。眼瞼痙攣が改善するだけでなく、AISスコアは術前9.1±4.0、術後2週で4.2±3.8、半年で4.1±3.3と、術後2週で有意に(P<0.001)改善された。三叉神経固有感覚の過剰な誘発が眼瞼痙攣と睡眠障害の原因と考えられた。
|