研究課題/領域番号 |
26462738
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
村上 正洋 日本医科大学, 医学部, 准教授 (00239500)
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研究分担者 |
土佐 眞美子 日本医科大学, 医学部, 講師 (30301568)
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連携研究者 |
南 史郎 日本医科大学, 医学研究科, 教授 (10192361)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ケロイド / IL-17 / 制御性T細胞 / Th17 / Treg / Treg / IL-17 |
研究成果の概要 |
ケロイド患者の末梢血とケロイド組織におけるヘルパーT細胞/制御性T細胞のバランスを解析したところ、末梢血では、正常人との有意差を認めなかったが、ケロイド組織ではTh17優位であった。また、ケロイド組織における制御性T細胞(FOXP3陽性細胞)数は、正常皮膚と比較して減少していた。ケロイド組織においてIL17とIL10の発現増加がみられた。正常皮膚由来線維芽細胞にIL-17とIL10を添加するとコラーゲン関連遺伝子発現やコラーゲン産生能増加が認められた。この結果より、ケロイドにおける制御性T細胞をターゲットとした新治療法の可能性が示唆された。
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