研究課題/領域番号 |
26462739
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 (2015-2017) 聖マリアンナ医科大学 (2014) |
研究代表者 |
松崎 恭一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (20278013)
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研究分担者 |
難波 大輔 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 准教授 (10380255)
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研究協力者 |
宮本 明
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 創傷治癒 / 糖尿病 / 重症下肢虚血 / 表皮角化幹細胞 / クローナル・コンバージョン / 細胞増殖 / 細胞分化 / 細胞遊走 / 表皮細胞 / 難治性潰瘍 / 細胞培養 / 感染 |
研究成果の概要 |
糖尿病を患うと創傷治癒は遷延する。さらに糖尿病が悪化して慢性腎不全になり血液透析が導入された末梢動脈疾患合併例の足(重症虚血肢)では、一層治癒が遷延する。本研究では同疾患の創傷治癒遷延に関して上皮化に焦点を当てて検討した。重症虚血肢と体幹の表皮角化幹細胞のコロニー形成能を測定することで細胞増殖活性を評価した。また表皮角化細胞の遊走能をライブイメージング可能な系で経時的に観察した。その結果、細胞増殖活性と遊走能は、重症虚血肢と体幹の間で明らかな相違はみられなかった。重症虚血肢の表皮角化幹細胞が体幹の幹細胞に比べて顕著なクローナル・コンバージョンを生じた可能性は低いと推察された。
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