研究課題/領域番号 |
26462743
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
中山 慎 筑波大学, 医学医療系, 講師 (60596443)
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研究分担者 |
田口 典子 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (90569774)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 心肺蘇生 / スタチン / 蘇生後症候群 / 心肺停止 |
研究成果の概要 |
HMG-CoA還元酵素阻害剤であるスタチンはコレステロール値を下げる作用のみならず、血管保護、抗炎症、抗酸化作用など多岐に及び、蘇生後の病態を改善する可能性がある。マウスを用いた心肺停止モデルで蘇生後のスタチン投与が臓器に保護作用があるかどうかを調べた。蘇生後に水溶性スタチンと脂溶性スタチンを併用投与したところ炎症性サイトカインの抑制、一酸化窒素合成酵素の誘導が見られ、短期生存率が改善した。併用スタチンは蘇生後の脳浮腫を軽減し、脳の海馬と線条体の組織障害を減らした。蘇生後のスタチン投与が予後を改善させる可能性がある。
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