研究課題/領域番号 |
26462748
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
相星 淳一 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 講師 (50256913)
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研究分担者 |
小林 哲幸 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (50178323)
柴田 政廣 芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (60158954)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | ホスホリパーゼA2 / カルシウム非依存性ホスホリパーゼA2 / 好中球 / 急性炎症 / 多臓器障害 / 出血性ショック / 血管内皮細胞 / 多臓器傷害 |
研究成果の概要 |
ホスホリパーゼA2(PLA2)は、分泌型PLA2(sPLA2)、細胞質PLA2(cPLA2)、カルシウム非依存性PLA2(iPLA2)に大別される。sPLA2やcPLA2と比較して、急性炎症におけるiPLA2の役割は十分に解明されていない。本研究では、iPLA2γが好中球の生物活性(活性酸素産生、脱顆粒、遊走能、接着能、接着分子発現)や微小循環における白血球と血管内皮細胞の相互作用に関与することを明らかにした。このように、iPLA2γは急性炎症の過程に不可欠な酵素であるかもしれない。さらに、アラキドン酸以外にiPLA2γの代謝産物が好中球機能の情報伝達物質であることが示唆された。
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