研究課題/領域番号 |
26462749
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
遠藤 裕 新潟大学, 医歯学系, 教授 (90168831)
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研究分担者 |
新田 正和 新潟大学, 医歯学総合病院, 准教授 (90375791)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | ベッドサイドモニター / 整数心拍数 / 非線形解析 / 複雑性解析 / 重症患者 / 重症度予測 / 転帰予測 / 心拍数 / 院外心停止 / Deceleration Capacity / 蘇生後脳症 / 敗血症 / 重症度 / 転帰 / 複雑性 / 生体モニター / 呼吸数 / APACHE II / SOFA / 近似エントロピー |
研究成果の概要 |
病的状態になると生体信号はより単純化すると報告されている。集中治療部のベッドサイドモニターに記録・保存されている心拍数データに対して複雑性解析を行い、転帰・重症度予測の可能性を検討した。敗血症における検討では、24時間心拍数(1分ごと計1440個)の複雑性指標とAPACHE II 及びSOFA スコアと有意な高い相関を認めた。蘇生後24時間以内の転帰予測の検討では、心拍数の変動がより複雑になると、良好な転帰が期待されることが示された。以上、成人のICU入室患者において、ベッドサイドモニターが記録する心拍数の変動により、重症度や転帰の予測が可能であることが示された。
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