研究課題/領域番号 |
26462753
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター) (2015-2016) 京都大学 (2014) |
研究代表者 |
西山 慶 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 展開医療研究部, 研究員 (90447970)
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連携研究者 |
小池 薫 京都大学, 医学部, 教授 (10267164)
鈴木 崇生 京都大学, 医学部, 講師 (40328810)
佐藤 格夫 京都大学, 医学部, 准教授 (30409205)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 心肺蘇生法 / モニタリング / 脳保護 / 心肺蘇生 / 院外心肺停止 / 脳循環 / 予後 |
研究成果の概要 |
脳低酸素血比率は、脳局所酸素飽和度 (rSO2)として非侵襲的にモニタリング可能である。rSO2 値は脈波を必要としないため、自己心拍のない患者にも測定可能であるという特長を有している。 33名に計測を行った。救急車内での計測開始時はrSO2値がほぼ最低値であったのに比して、心肺蘇生によりrSO2値の上昇を計測することができた。しかしながら有意差はないものの、自己心拍再開症例はrSO2値が高い傾向にあり、自己心拍再開の達成が脳循環の改善に大きく寄与することが示唆された。院外心肺停止患者へのrSO2値計測は、予後予測、蘇生の質の評価、特殊な状況における蘇生法の検討に有用である可能性が示された。
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