研究課題
基盤研究(C)
敗血症性ショックの患者の血液から取り出した免疫担当細胞であるリンパ球及び単球の機能は、敗血症性ショックと診断された1日目から異常を認めた。この異常は3日目も続いていたが、病態が改善してきた7日目には回復を認めた。治療の甲斐なく死亡した症例では7日目でも回復していなかった。この結果は敗血症性ショックでは早期から免疫担当細胞の量的・質的低下が起こっており、免疫不全状態の回復の有無が重症化の鍵となっていることを示している。骨髄移植による免疫不全状態からの「再生」は敗血症に対する有効な治療法になりうる可能性が示唆された。
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