研究課題/領域番号 |
26462783
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
藤井 昌江 岡山大学, 歯学部, 博士研究員 (30362685)
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研究分担者 |
武部 祐一郎 岡山大学, 歯学部, 博士研究員 (00714677)
長塚 仁 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (70237535)
辻極 秀次 岡山理科大学, 理学部, 教授 (70335628)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 腫瘍微小環境 / 骨髄由来細胞 / 血球系細胞 / 腫瘍 / 腫瘍間質 / GFP骨髄移植マウス / 骨髄移植 / 骨幹細胞 |
研究成果の概要 |
腫瘍組織は、腫瘍細胞からなる実質と、線維芽細胞や血管など非腫瘍細胞からなる腫瘍間質で構成されており、近年、腫瘍間質は、腫瘍の浸潤や転移に関与することが報告されている。本研究は、骨髄細胞のみGFPで標識されたマウスに腫瘍を移植し、腫瘍間質のGFP陽性細胞の局在を観察することで、腫瘍間質における骨髄由来細胞の役割を検討した。結果として、腫瘍間質には多様な骨髄由来細胞が存在し、腫瘍組織辺縁部で有意に骨髄由来細胞が増加していた。その一部は癌関連マクロファージや癌関連線維芽細胞と考えられ、骨髄由来細胞は腫瘍間質で様々な細胞に分化し腫瘍の浸潤を促進する可能性が示唆された。
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