研究課題/領域番号 |
26462790
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
笹平 智則 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (90405374)
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研究分担者 |
國安 弘基 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (00253055)
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連携研究者 |
桐田 忠昭 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (70201465)
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研究協力者 |
山本 一彦
バワール ウジャール
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 口腔癌 / 新規マーカー / 浸潤・転移 |
研究成果の概要 |
口腔癌の血管・リンパ管新生に関連した新規遺伝子としてN4BP2L1とSTOX2を見いだした。N4BP2L1の発現はマイクロRNAであるmiR-448により制御されており、リンパ節転移症例ならびに予後不良症例ほどN4BP2L1が高発現していた。またSTOX2はMIAを介したパラクライン機構により発現調節され、血管・リンパ管新生のみならず抗がん剤に対する多剤耐性獲得能を有することが明らかとなった。口腔癌症例ではリンパ節転移症例ほどSTOX2の発現レベルが高かった。これらの知見は新たな口腔癌の分子標的診断・治療の可能性を期待させるものである。
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