研究課題/領域番号 |
26462817
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
松口 徹也 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (10303629)
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研究分担者 |
大西 智和 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 准教授 (30244247)
柿元 協子 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (40274849)
坂東 健二郎 明海大学, 歯学部, 講師 (50347093)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 骨代謝 / 骨芽細胞 / 細胞内シグナル伝達 / 細胞分化 / JNK / オステオポンチン / オステオカルシン / 幹細胞 / 口腔生化学 / 軟骨細胞 / サイトカイン / ケモカイン / メカニカルストレス |
研究成果の概要 |
骨芽細胞が分化過程で発現するオステオポンチン(OPN)は、サイトカイン様の働きで慢性骨炎症性疾患の病態に関わる。骨芽細胞をJNK阻害下に分化誘導すると、OPNを高発現するが、後期分化マーカーであるオステオカルシン(OCN)の発現や基質石灰化能の低い分化骨芽細胞が出現した。また、JNK特異的フォスファターゼ欠損マウスでは、血清中OPN量は有意に低かった。さらにJNK活性抑制によって出現するOPN型骨芽細胞分化の制御因子として、Id4を同定した。骨芽細胞分化にはOCN型とOPN型の2つの分化様式が存在し、これは初期のJNK活性によって制御されるId4の発現量の増減で調節されている可能性がある。
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