研究課題/領域番号 |
26462841
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
|
研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
三宅 実 香川大学, 医学部, 教授 (20239370)
|
研究分担者 |
松井 義郎 香川大学, 医学部, 教授 (10181687)
岩崎 昭憲 香川大学, 医学部附属病院, 助教 (10437676)
山口 一郎 国立保健医療科学院, その他部局等, 上席主任研究官 (50311395)
平田 拓 北海道大学, 情報科学研究科, 教授 (60250958)
欅田 尚樹 国立保健医療科学院, その他部局等, 部長 (90178020)
|
連携研究者 |
平田 拓 北海道大学, 情報科学研究科, 教授 (60250958)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | ポータブルEPR / 歯エナメル質 / 福島 / 被ばく線量測定 / 生体計測 / ポータブル装置 / 被ばく線量計測 / EPR / エナメル質 |
研究成果の概要 |
EPRポータブル装置の実用化に向けた装置の試験運用とランティアからの計測の評価および検出限界の解析を行った。福島県内でボランティア34名から計測を実施した。計測結果は、信号強度/PDT標準信号比で、0.087±0.051(相対値)であり、高線量被ばくを示唆する信号は確認されなかった。歯エナメル質内EPRラジカル信号からの被ばく線量検出感度は、1Gy曝露で感度77.0%、特異性 78.0%、2Gy曝露で、感度99.9%、特異性 99.8%である。トリアージとして、高線量被ばく(>2Gyから4Gy)の抽出は十分可能であると考えられた。研究を通して同装置のトリアージ応用の現場での有用性を確認した。
|