研究課題/領域番号 |
26462846
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
河野 憲司 大分大学, 医学部, 教授 (50214664)
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研究分担者 |
吉岡 俊一 大分大学, 医学部, 客員研究員 (20599659)
高橋 喜浩 大分大学, 医学部, 客員研究員 (60347028)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 口腔扁平上皮癌 / 浸潤・転移抑制療法 / integrin / ILK / laminin 5 / HIF 1α / Her3/ErbB3 / 浸潤 / 転移 / 細胞接着 / カドヘリン / インテグリン / 細胞外マトリックス |
研究成果の概要 |
口腔扁平上皮癌に対する浸潤・転移抑制療法の確立を目的として、口腔扁平上皮癌におけるintegrin-linked kainase (ILK)、ラミニン5、hypoxia-induced factor 1α (HIF 1α) 、Her3/ErbB3の発現を検索した。ILKは67%の症例で過剰発現を示し、癌細胞の細胞膜上または細胞質内に局在していた。ILKはラミニン5と局在が一致せず、α3β1インテグリンからのシグナル伝達への関与は小さいと考えられた。またILK過剰発現は浸潤態度、治療転帰と明らかな関連を示さなかった。現時点で、ILKをターゲットとした新規治療の可能性は見い出していない。
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