研究課題
基盤研究(C)
窩洞内部に生体材料粉末を選択的に積層造形する技術を確立するため,造形に適した生体材料,粉末堆積方法,レーザー照射条件を検討し,セラミックスや歯質への造形実験を行った.その結果,β-TCP粉末が最も積層造形に適し,造形物の下部にレーザープロファイルに起因した熱影響層が形成され,熱影響層を低減させる条件選定が必要なこと,造形物の溶融・凝固幅がレーザー条件から算出でき,適切な選定によって積層造形できることなどを明らかとした.赤外線輻射温度計による温度計測では,粉末表面からのプルーム光を受光して正確な計測が困難であるため,温度計の受光波長域を変更した測定手法を確立する必要があることがわかった.
すべて 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (4件)
砥粒加工学会誌
巻: 59 ページ: 145-147
130005097944