研究課題/領域番号 |
26462892
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 明海大学 |
研究代表者 |
片山 直 明海大学, 歯学部, 教授 (10105596)
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研究分担者 |
田島 雅道 明海大学, 歯学部, 講師 (70130995)
菊地 寛高 明海大学, 歯学部, 非常勤講師 (70234193)
梅村 直己 朝日大学, 歯学部, 助教 (80609107)
村上 幸生 明海大学, 歯学部, 准教授 (00286014)
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連携研究者 |
坂上 宏 明海大学, 歯学部, 教授 (50138484)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 歯髄幹細胞 / 分化誘導 / 硬組織再生 / ヒアルロン酸 / CD44 / シグナル伝達系 / ヒト歯髄幹細胞 / 象牙芽細胞への分化 / シグナル伝達経路 / 石灰化誘導 / 象牙芽細胞 |
研究成果の概要 |
歯髄幹細胞の石灰化を誘導する物質を調べた。歯髄幹細胞が細胞接着分子の一つであるCD44を強発現していることを見出した。そこで、CD44のリガンドであるヒアルロン酸を歯髄幹細胞に作用させたところ、細胞の石灰化シグナルが顕著に誘導された。このヒアルロン酸の石灰化作用はCD44の中和抗体で確実に阻害された。ヒアルロン酸刺激による細胞内シグナルを調べたところ、MAPK、SmadやAktシグナルを活性化させたが、それらシグナルの選択的阻害剤では歯髄幹細胞の石灰化誘導は全く抑制できなかったため、MAPK、SmadやAktシグナル以外のシグナル伝達系が歯髄幹細胞の象牙芽細胞様分化に関与していると考えられる。
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