研究課題
基盤研究(C)
歯内治療薬であるグアヤコールを感覚受容細胞である象牙芽細胞に作用させたところ、グアヤコールには象牙芽細胞のTRPV3チャネルを介して細胞外から細胞内へCa2+を流入させる作用があった。しかしグアヤコールは象牙芽細胞に対する低浸透圧刺激誘発性の細胞内Ca2+濃度の増加を抑制せず、象牙質痛に対する鎮痛効果は低いと考えられた。グアヤコールはラットの三叉神経節ニューロンに対するブラジキニン誘発性あるいは直接機械刺激誘発性細胞内Ca2+流入を有意に抑制した。従ってグアヤコールの歯痛に対する鎮痛効果は直接歯髄に作用して発揮されることが示唆された。
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