研究課題/領域番号 |
26462933
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 (2015-2016) 岩手医科大学 (2014) |
研究代表者 |
古屋 純一 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (10419715)
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連携研究者 |
小野 高裕 新潟大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (30204241)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 摂食嚥下リハビリテーション / 有床義歯 / 高齢者 / 咀嚼 / 嚥下 / 摂食嚥下障害 / リハビリテーション / 義歯 / 食塊形成 / QOL / 介護 |
研究成果の概要 |
本研究では,高齢者の義歯の在り方を検証するため,咀嚼・嚥下時の口腔と咽頭の運動を観察し,特に総義歯装着による効果を検証した.その結果,口腔機能に適した義歯の装着によって,食塊形成時および嚥下時の口腔と咽頭の運動が適正化されることが明らかとなった.また,総義歯装着者においても,咀嚼による食塊形成や嚥下運動は若年有歯顎者と同じレベルで行われており,咀嚼能力や咬合力の低さを咀嚼回数によって代償していることが明らかとなった。摂食嚥下障害患者の臨床統計学的検討では多くの患者で口腔機能低下があり,特に,義歯の質やデザインが嚥下機能や嚥下障害の程度に何らかの影響をおよぼしている可能性が示唆された.
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