研究課題/領域番号 |
26462944
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
有馬 太郎 北海道大学, 歯学研究科(研究院), 講師 (80346452)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
|
キーワード | 顎関節症 / 頭痛 / 実験的疼痛誘発試験 / 顎顔面筋 / 筋肉痛 / 筋電計 / 精神的ストレス |
研究成果の概要 |
顎関節症の一つに咀嚼筋痛がある.これに罹患した患者は咀嚼筋の疼痛とそれに伴う開口障害に悩まされる.原因としてブラキシズム(はぎしり,くいしばり)が第一に挙げられるが実験的疼痛誘発では咀嚼筋に疲労を起こすことができなかった.本研究は顎顔面領域の筋に抗疲労性があるのか検証した.用いた筋は口輪筋を含めた口唇周囲の筋,眼輪筋を含めた眼球周囲を取り巻く筋,そして舌筋であった.研究結果より,実験的はぎしりやくいしばりには顎顔面筋痛を発生させる効果はあるが,顎関節症のような持続的な影響を与えることは無いことがわかった.結論として,顎顔面筋は抗疲労性を有する可能性があることが示唆された.
|