研究課題/領域番号 |
26463045
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
上山 吉哉 山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00168668)
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研究分担者 |
原田 耕志 山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60253217)
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研究協力者 |
フェルドゥス タランヌム 山口大学, 大学院医学系研究科, 学術研究員 (70647932)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 癌幹細胞 / リプログラミング / iPS / エピソーマルベクター / IPA / スルファサラジン / 人工癌幹細胞 / 口腔癌 / CD44v / Sulfasalazine / マイクロアレイ / リプログラミングファクター / リプログラム因子 / 肝癌細胞 / 乳癌細胞 / 子宮頸癌細胞 |
研究成果の概要 |
マイクロアレイでの検討により、リプログラミング因子を遺伝子導入して作製した人工口腔癌幹細胞は、親株と比較して、ミトコンドリアの機能異常に関連のある因子や、細胞の形態および代謝異常に関わる因子等の発現が亢進していたが、重要な鍵となるような新たな因子を見出せなかった。また人工口腔癌幹細胞は、抗癌剤ならびに放射線に対して抵抗性を示すだけでなく、分子標的薬にも抵抗性を示したが、潰瘍性大腸炎や関節リウマチの薬として使用されているスルファサラジンに感受性を示すことを見出した。以上から、スルファサラジンを併用した新規治療戦略により口腔癌幹細胞を制御し、再発・転移口腔癌症例を効果的に治療できるかも知れない。
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