研究課題
基盤研究(C)
野生型マウスの歯の再植、GFPマウスをホストまたはドナーとする歯の他家移植を行い、歯根切除が再植歯の歯髄治癒パターンおよび移植歯のドナー・ホスト相互作用に及ぼす影響を検索した。その結果、意図的歯根切除が歯髄再生を促すこと、すなわち、歯の移植後にドナー細胞が象牙芽細胞に分化するとともに、ホスト由来細胞も移植歯の歯髄に侵入するが、歯根切除群では、血管進入およびその近傍の象牙芽細胞分化がより早期に起こる傾向が認められた。意図的歯根切除により、早期に血行が回復し、歯髄幹細胞の維持を図れば、骨組織形成や炎症性歯根吸収など異常な治癒経過に抑制的に働くことが考えられ、外傷歯の歯髄再生を促すことが示唆された。
すべて 2018 2017 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 1件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 3件、 招待講演 2件)
Journal of Oral Biosciences
巻: 60 号: 1 ページ: 21-30
10.1016/j.job.2018.02.002
J Oral Biosci
巻: 59(2) 号: 2 ページ: 63-70
10.1016/j.job.2017.03.001
Archives of Oral Biology
巻: 81 ページ: 110-120
10.1016/j.archoralbio.2017.04.033
J Dent Res
巻: in press 号: 9 ページ: 1034-1041
10.1177/0022034516645333
巻: 94 号: 1 ページ: 112-120
10.1177/0022034514556536
Cell and Tissue Research
巻: (印刷中) 号: 2 ページ: 357-367
10.1007/s00441-014-1818-8
J. Endod
巻: 40 号: 10 ページ: 1566-1572
10.1016/j.joen.2014.05.005
Clinical Oral Investigations
巻: in press 号: 8 ページ: 2045-2053
10.1007/s00784-013-1172-3
Japanese Dental Science Review
巻: 50 ページ: 69-77
50009442960