研究課題/領域番号 |
26463153
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
兼平 孝 北海道大学, 歯学研究院, 准教授 (90194935)
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研究分担者 |
森田 学 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (40157904)
竹原 順次 北海道大学, 歯学研究院, 助教 (60216934)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 安静時唾液 / 唾液pH / アントシアニン / 簡易測定キット / 簡便測定キット / 唾液 / pH |
研究成果の概要 |
この研究は唾液のpH測定キットとしてアントシアニンの色変化を利用するものである。アントシアニンの安定性を解析したところ、水溶液中では著明に分解が進行することが判明した。綿棒に吸収、乾燥させたものは室温でも60日間室温で保存しても安定していた。綿棒に吸収させたアントシアニンはpH5.5から8.0のリン酸緩衝液に様々な色の変化を呈した。また、110名の被験者から唾液を採取し、本キットでpHを決定し、簡易型pH計による実測値と比較したところ、級内相関係数0.758(p<0.001)と高い一致率が認められた。 こうした結果から、本キットは唾液pHの視覚的な測定に臨床上有用であることが示された。
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