研究課題/領域番号 |
26463171
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 東京歯科大学 |
研究代表者 |
菊池 有一郎 東京歯科大学, 歯学部, 助教 (30410418)
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研究分担者 |
石原 和幸 東京歯科大学, 歯学部, 教授 (00212910)
柴山 和子 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (60408317)
国分 栄仁 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (70453785)
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連携研究者 |
中山 浩次 長崎大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (80150473)
大原 直也 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (70223930)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 歯周病原細菌 / Porphyromonas gingivalis / 環境ストレス / シグマ因子 / ECFシグマ因子 / 自己凝集能 / 赤血球凝集能 / ベジクル / バイオフィルム / 薬剤感受性 / 転写因子 / ジンジパイン |
研究成果の概要 |
本研究では、歯周病原細菌Porphyromonas gingivalis ATCC 33277株における5種類のECFシグマ因子と病原性について検討した。野生株と比較し, PGN_0274変異株は赤血球凝集能を認めず, 自己凝集能の低下を認めた。さらに透過型電子顕微鏡による菌体表層構造の観察では, PGN_0274変異株においてvesicle形成の増加と, 細胞壁部分の厚みの低下が認められた。これらの実験結果を考慮すると、P. gingivalis ECFシグマ因子PGN_0274の働きを阻害することによりP. gingivalisの歯周病原性を弱め、歯周病の予防へと繋がることが期待できる。
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