研究課題/領域番号 |
26463175
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
谷口 奈央 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 准教授 (60372885)
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研究分担者 |
廣藤 卓雄 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 教授 (10189897)
中野 善夫 日本大学, 歯学部, 教授 (80253459)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 口臭 / 口腔内細菌 / 舌苔 / 喫煙 / 菌叢解析 / 揮発性硫黄化合物 / 細菌叢 / 16S rRNA / ブリンクマン指数 / ストレス / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
健康な成人ボランティア50名 (男39名、女11名、平均年齢25.6 ± 2.1歳) を対象に、唾液と舌苔の菌叢解析と唾液中の免疫系バイオマーカーの計測を行い、喫煙者と非喫煙者の間の違いを調べた。喫煙者の口腔内で有意に割合が高かったDialister属、Atopobium属、Treponema属、Selenomonas属は、過去の研究で歯周病や口臭への関与が報告されている。また、唾液中の免疫系バイオマーカーでは、非喫煙群に比べ喫煙群でIL-1betaが有意に高く、ブリンクマン指数との相関ではTNF-alphaに正の相関がみられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
喫煙は歯周病の最大の環境要因であるだけでなく、全身のさまざまな疾患の発症や進行に関係している。本研究の結果、臨床的に口腔および全身に問題がない若者において、既に菌叢や免疫システムが喫煙の影響を受けていることが明らかになり、十数年後に発症する歯周病や口臭、さらには全身疾患の基盤が構築されている可能性が示唆された。さらに、本研究で喫煙者において口臭関連細菌の割合が高いことが明らかになり、歯周病を介さない喫煙の口臭への直接的な関連が示唆された。
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