研究課題/領域番号 |
26463181
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
黒瀬 雅之 新潟大学, 医歯学系, 助教 (40397162)
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研究分担者 |
田代 晃正 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, 生理学, 助教 (60598118)
伊藤 加代子 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (80401735)
山村 健介 新潟大学, 医歯学系, 教授 (90272822)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ドライアイ / ドライシンドローム / TRPM8 / TRPV1 / カプサイシン / 角膜 / ドライマウス / 口腔乾燥症 / 乾燥 / 感覚神経 / 乾燥症 / 炎症 |
研究成果の概要 |
乾燥症は涙・唾液を出す分泌腺の機能不全が原因であったとしても、そのことで乾燥した粘膜表面は傷つき、粘膜下の感覚神経を損傷させることで基礎分泌を促す感覚情報が減少する脱感作現象が指摘され、この脱感作を解除する手法の確立が望まれている。本課題の遂行により、粘膜損傷により増加するTRPV1 Channelが、粘膜表面の乾燥状態をモニタリングしている神経線維の活動を有意に抑制することが明らかとなり、TRPV1 とTRPM8 Channelの干渉が同一細胞内で生じ、そのことが脱感作を起こしていると考えられる。このTRPV1 Channelの活動の制御が新たな乾燥症の治療に活かされることが期待される。
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