研究課題/領域番号 |
26463214
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
佐藤 美紀 愛知県立大学, 看護学部, 准教授 (10315913)
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研究協力者 |
曽田 陽子
西尾 亜理砂
籠 玲子
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2015年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 腰痛予防 / 看護師 / 腰部前傾角度 / 作業姿勢 / 腰痛 / 腰痛対策 |
研究成果の概要 |
腰部負担の少ない援助方法を検討するために、看護師8名の勤務中の腰部前傾角度の実態調査を行った。腰部前傾角度は、20度間隔で集計し、援助実施時間に対する割合を求め、援助内容や実施時のベッド高とあわせて分析・検討した。臥床患者の全身清拭・陰部洗浄においては、ベッド高が40~50cmと低いほど60度以上の深い前傾姿勢をとる頻度が高い実態が明らかになった。臥床患者のおむつ交換は深い前傾姿勢の割合が全身清拭より少なく、臥床患者であっても援助内容や所要時間等により、同じベッド高でも前傾角度の割合は異なっていた。援助するにあたっては、ベッド高を調整することに加え、深い前傾にならない方法の検討が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
模擬患者に対しての援助でなく、実際に勤務している状況下での看護師の姿勢計測はほとんどされていなかったため、8名という限られた人数ではあるが、意義のある結果が得られたといえる。また、ベッド高の調整は、腰痛予防対策として以前から言われ続けているが、調整していない実態も明らかとなった。調整により腰部前傾角度が変化することは明らかであるため、ベッド高の調整を習慣化するための対策を検討する必要性が確認された。
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