研究課題/領域番号 |
26463330
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 甲南女子大学 (2015-2018) 千里金蘭大学 (2014) |
研究代表者 |
山中 純瑚 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 教授 (90300318)
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研究分担者 |
池田 七衣 武庫川女子大学, 看護学部, 准教授 (80584549)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | アレルギーエデュケーター / 自己管理 / 成人喘息 / 患者教育 / アレルギー / 喘息患者 / エデュケーター / 思い / 喘息 / セルフマネジメント |
研究成果の概要 |
成人アレルギーエデュケーターの養成を目指す上での課題としては、看護師の抱く小児期とは異なる看護ケア提供への困難感、そしてそこからくる気後れや熱意の希薄さが患者自身へ伝播している状況があげられた。看護師の看護ケアへの意識を高めるためには、今まで看過していた患者が体験してきた様々な障壁や思いを知り、よりよく患者を理解することからはじまる。そのことは看護師自身が認識の誤りに気付くことにつながり、エデュケーターを目指す動機付けとなる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国民病といわれるアレルギー疾患であるが、看護ケアについては未だ確立されているといえず、研究も遅々として進んでいない現状である。そのような中で、本研究は効果的な看護ケアを提供できる成人アレルギーエデュケーターを養成するための第一歩として、教育的支援によって得られる患者、看護師のWin-Winの関係性を阻害している要因を双方向から検討した。今回得られた研究結果で、看護師、患者それぞれの側面からの課題が明確になり、患者の立場に立ったより効果的なケアシステム構築への重要な糸口となったことで、アレルギーケアへの関心を高め、今後のさらなる研究発展にも寄与するものと期待できる。
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