研究課題/領域番号 |
26463340
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
佐藤 直美 浜松医科大学, 医学部, 教授 (10293630)
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研究分担者 |
佐藤 友紀 常葉大学, 健康科学部, 教授 (10550303)
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研究協力者 |
増井 健二
Rob Stanborough
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 慢性腰痛 / 痛み / 認識 / 態度 / 尺度開発 / 国際情報交換 アメリカ合衆国 |
研究成果の概要 |
本研究は、慢性腰痛患者の痛みに対する認識・向き合う態度を測定するための、国際的に共通して使用可能な尺度を開発することを目的とした。米国と日本において、慢性腰痛患者を対象にインタビューを実施した。 インタビューからは、【長く続く一生ものの痛みということは仕方がない】【今よりも悪い状態にはなりたくない】【自分なりに対処している】【痛みによって生活が制限される】【安心させてくれるものがある】というカテゴリーが導き出された。これらの因子からなる合計32項目の質問紙案を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
腰痛を生物・心理・社会的疼痛症候群とする新たな捉え方がなされるようになってきており、特に難治性の慢性腰痛では心身医学的アプローチが注目されている中で、患者が痛みをどのように認識して向き合っているかを把握することは、介入前のアセスメントにおいても、評価においても重要である。本研究で開発された尺度案がさらにブラッシュアップされ、臨床的に使用可能となれば、慢性腰痛患者の評価において有用な指標となりうると考える。
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