研究課題/領域番号 |
26463347
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 新潟県立看護大学 |
研究代表者 |
高柳 智子 新潟県立看護大学, 看護学部, 教授 (90313759)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 脳血管疾患 / 移乗 / 見守り / 自立 / 看護 / 脳卒中 / リハビリテーション看護 |
研究成果の概要 |
全国の回復期リハビリテーション病棟でリーダー業務を担っている看護師(各病棟1名)に自記式質問紙調査を実施した。334名から質問紙の返送があり(回収率59.0%)有効回答329名(有効回答率98.5%)であった。遠位見守りを「取り入れている」もしくは「取り入れる場合と取り入れない場合がある」と回答した者と、「取り入れていない」と回答した者は、ほぼ同数であった。「取り入れていない」理由として、〈遠位見守りでは転倒等の危険を回避できないから〉が最多であった。 回復期脳血管疾患患者を対象に、移乗時見守りから自立の過程で得た経験知について半構成インタビューを行い、7カテゴリーが抽出された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳血管疾患患者のベッド・車椅子間の移乗時見守りから自立に向けて援助する過程において、見守りを直ぐに手を出せる距離で行う近位見守りと遠目から見守る遠位見守りがあり、この2つの見守りの適用について看護師への質問紙調査から明らかにすることができた。また、ベッド・車椅子間の移乗が見守りから自立へと至った回復期患者の経験知を解明することにより、患者が自身の移乗をどう捉え努力しているのかを知る必要性や病棟で24時間の生活支援を行う看護師だからこそできる支援内容を明らかにすることができた。
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