研究課題/領域番号 |
26463356
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
|
研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
岡本 明美 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (20456007)
|
研究分担者 |
宮津 珠恵 順天堂大学, 医療看護学部, 助教 (20638100)
眞嶋 朋子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (50241112)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | がん看護 / 就労支援 / 看護師支援 / 看護学 / がん看護学 / 就労がん患者 / 放射線療法 |
研究成果の概要 |
がん診療拠点病院に勤務するジェネラリストナースのうち、病棟看護師は看護相談室や化学療法室、外来の看護師に比べがん患者への就労支援を実施していなかった。入院期間が短縮化していることから、病棟と外来や看護相談室との情報共有や役割分担を明確にした就労支援システム構築する必要性がある。また看護師は就労支援に関する知識不足と学習の機会の少なさを課題と捉えていたことから、院内での学習を充実させる必要がある。 放射線療法中の就労がん患者は、職場と病院と自宅の距離が近く、職場と病院の協力により治療を完遂できていた。そのため手術療法後や化学療法中に働くがん患者への就労支援を充実させる重要性がある。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
がんの急性期医療に携わるジェネラリストナースのうち、化学療法室や看護相談室のジェネラリストナースは病棟看護師に比べがん患者の就労支援を行っていた。病棟看護師との連携や役割分担を明確にすることで、がん患者の就労支援を充実させることができる。がんの治療を行う場で治療と就労支援をすべての看護師が実施できるようになれば、がん患者の療養生活の質の維持向上と労働力の確保という点で貢献できる。
|