研究課題/領域番号 |
26463416
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
田畑 久江 札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (60323408)
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研究分担者 |
今野 美紀 札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (00264531)
浅利 剛史 札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (40586484)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 先天性心疾患 / 幼児 / 集団生活 / 看護 / 主体性 / 支援モデル / 養護教諭 / 保育士 / 看護師 / 小児 / 子ども / 幼稚園教諭 / 概念分析 |
研究成果の概要 |
本研究では3つの研究課題を明らかにした。1つ目は、幼稚園教諭・保育士の先天性心疾患をもつ幼児への関わりである。先天性心疾患をもつ幼児が集団生活の中で特別にならないように探りながら子どもたちに関わっていること、そして、親の希望に沿い速やかに対応するために園と親が協力体制を作っていることが明らかとなった。2つ目は、本邦における「子どもの主体性」の概念について、属性と先行要件、帰結を抽出して明らかにした。3つ目は、熟練看護師の先天性心疾患をもつ幼児の集団生活を支えるための支援を明らかにし、デルファイ法により意見を集約することで支援モデルを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
先天性心疾患をもつ子どもが成長し、自分の病気を自分のこととして管理していくためには、子どもが親から離れて集団生活を送る体験は重要である。特に初めて集団生活を送る幼稚園や保育園での体験は貴重であるが、この時期に焦点を当てた研究は国内外で見当たらなかった。 今回、幼稚園教諭・保育士の先天性心疾患をもつ幼児へのかかわりを明らかにし、熟練看護師が先天性心疾患をもつ幼児の集団生活を支えるために行っている支援を基に支援モデルを開発した。今後、先天性心疾患をもつ幼児が集団生活を送るために、親と園、医療者の連携を進めていく際に活用できると考える。
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