研究課題/領域番号 |
26463421
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
中垣 明美 名古屋市立大学, 看護学研究科, 准教授 (30465554)
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研究分担者 |
千葉 朝子 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 講師 (50572624)
稲見 崇孝 慶應義塾大学, 体育研究所(日吉), 助教 (10750086)
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研究協力者 |
馬場 礼三
堀田 敦子
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | マタニティビクス / 妊婦運動 / 自律神経活動 / 生理学的指標 / 初経産 / 妊娠中期後期 / 活動量 / 心拍変動 |
研究成果の概要 |
マタニティビクス中の母体の生理学的変化を解析することで,妊婦の運動中の生理学的リスクを評価することを目的とした。 初産と経産とそれぞれ妊娠中期,後期の4群に分け,運動前後のデータをまず解析した。母体の収縮期血圧に有意差は認められないが,拡張期血圧は,運動前では初産経産とも妊娠後期が中期に比べ有意に高く,運動後では経産後期が初産中期よりも有意に高かった。経皮ヘモグロビンは,経産では差はないが,初産中期が有意に低く,酸素飽和度は初産後期が有意に低かった。体水分量は,経産後期が初産中期・後期よりも優位に高かった。これら妊娠による変化の把握のうえで運動中の生理学的変化の検討が重要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
妊婦運動の妊娠経過や分娩経過への影響や心理的効果は明らかにされていたが,運動前後や運動中の生理学的視点からの短期的変化については,これまで十分明らかにされていなかった。本研究において,運動前後および運動中の妊婦の生理学的変化が明らかになることで,妊娠によりどのような変化が起きているのか,それが運動によりどう変化するのかを明らかにすることで,妊婦運動を推進するときの根拠となり,安全性向上への一助となる。
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