研究課題/領域番号 |
26463427
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 旭川大学 |
研究代表者 |
細野 恵子 旭川大学, 保健福祉学部, 教授 (20412877)
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連携研究者 |
今野 美紀 札幌医科大学, 保健医療学部看護学科, 教授 (00264531)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 気管支喘息 / 看護介入プログラム / 母親 / 生活管理 / QOL / 自己効力感 / 喘息コントロール / JPAC |
研究成果の概要 |
本研究の目的は『気管支喘息児をもつ保護者のQOLの向上をめざした看護介入プログラム』を開発し,介入の成果を検証し,小児科外来で活用できる実用可能なプログラムを構築することである。本プログラムでは喘息児をもつ母親を対象に,定期受診ごとに6回の個別面接で喘息コントロール状態の確認,母親による生活管理に対する課題と解決目標,具体策を情報交換し,喘息日記の奨励,喘息教室を開催する。面接では母親が主体的に生活を見直す場となることを意図して介入し,自宅での生活管理の工夫を具体的に検討し,母親が継続できそうという前向きな気持ちで取り組めるよう支援することが重要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児気管支喘息は治療薬の開発に伴い有症率は微減傾向だが,乳幼児(厚生労働省:2013)及び中学生(学校保健統計調査:2013)は増加傾向を認め,診断早期よりアドヒアランスの向上を目指す積極的な看護介入が必要である。適切な治療の普及には医師のみならず,看護師が治療・生活管理を導くことでアドヒアランスの向上に有効と考える。日常診療の中で看護師が患者・保護者との協調関係を形成し,喘息コントロールに対する動機づけを行いアドヒアランスの向上を目指す介入が重要であり,介入方法の検討が課題である。
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