研究課題/領域番号 |
26463434
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 朝日大学 |
研究代表者 |
山下 真紀 (石河 真紀) 朝日大学, 保健医療学部, 講師 (40410782)
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研究分担者 |
仁尾 かおり 千里金蘭大学, 看護学部, 教授 (50392410)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 移行期支援 / 自己開示 / 先天性心疾患 / 自立 / ソーシャルサポート / 成人移行 / 小児看護 / 成人移行期 / 小児 |
研究成果の概要 |
先天性心疾患患者の成人移行期支援プログラムの構築のために、自立に対する思いと行動、疾患に関する自己開示、自立に必要となるソーシャルサポートに関するインタビュー調査を行った。その結果、既存のプログラムには、医療者の目標と子どもたちの思いに乖離があることが明らかになった。また、疾患に関する自己開示では、開示対象の正しい理解が得られるようにするためには教師によるサポートが重要であること、特に中学・高校生の時期への介入が重要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
既存のプログラムでは、医療者の目標と実際の子どもの思いに乖離があることが明らかになった。また、中学・高校生の時期には医療者に対するサポート希求も高く、重点的な支援が必要となることも明らかにあった。具体的支援の内容として、疾患に関する自己開示を、開示対象の選択や開示内容、方法を教師を含めて検討することが必要であることが示唆された。これらは、より充実した移行期支援プログラムとするためには重要な示唆であり、先天性心疾患患者のより良い生活のためにも重要な支援となりえる。
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