研究課題/領域番号 |
26463450
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
濱口 和之 大分大学, 医学部, 教授 (60180931)
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研究分担者 |
脇 幸子 大分大学, 医学部, 准教授 (10274747)
三重野 英子 大分大学, 医学部, 教授 (60209723)
井上 加奈子 熊本保健科学大学, 保健科学部, 講師 (80634360)
森 万純 大分大学, 医学部, 助教 (60533099)
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研究協力者 |
式田 由美子 大分大学, 医学部・附属病院看護部
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 介護老人保健施設 / 糖尿病 / チーム医療 / Webシステム / 糖尿病療養指導士 / 要介護 / 高齢者 / 高齢者糖尿病 / 病みの軌跡 / 慢性期看護 |
研究成果の概要 |
本研究課題の目的は、老健施設に入所する糖尿病要介護高齢者に対する糖尿病チーム医療・介護モデルを開発することにある。介護老人保健施設(老健施設)に入所する糖尿病をもつ高齢者を対象にインタビューを行うとともに、施設長や医療スタッフにアンケ―ト調査を行い、入所者の糖尿病とともに生きる人生を病みの軌跡理論を用いて解析し、老健施設の糖尿病管理の実態やスタッフの対象者に対する関わりの状況を把握した。これらの結果に基づいて、入所者のデータ、多職種からのコメントや関わりの評価を共有できるWebシステムを製作した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、糖尿病の治療は大きく変化しているが、老健施設における要介護高齢者の糖尿病管理や療養指導は必ずしも十分とは言えず、チームとして活動したり、最新の糖尿病治療・ケアを導入できていない現状がある。老健施設は要介護高齢者が病院から在宅へ復帰するため、リハビリなどの目的で一時的に生活する施設であり、多職種が在籍するため糖尿病のチーム医療・介護を実践できる潜在的環境がある。今回開発されたWebシステムは、老健施設において入所者の糖尿病の治療の継続や療養指導を行う上でチーム医療・介護に利用できるシステムである。このシステムの有効性については今後の検証を待ちたい。
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