研究分担者 |
伊藤 直子 日本医療科学大学, 保健医療学部, 准教授 (10448623)
長田 久雄 桜美林大学, 自然科学系, 教授 (60150877)
白戸 亮吉 日本医療科学大学, 保健医療学部, 助教 (20796099)
滝沢 隆 日本医療科学大学, 保健医療学部, 助教 (60787878)
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研究成果の概要 |
65歳以上の入院患者にインタビューを行い,正常群(30dB以下)と中等度難聴群(40~69dB )の看護師に期待するコミュニケーションの特性を考察した.KJ法の図解から,中等度難聴群は,聴力に応じた【こちら目線のきめ細やかな対応を望む】ことから,高齢者の聴力を判断する必要性が示された.高齢入院患者に,指こすり音,指タップ音検査を実施し,中等度難聴群(40 dB以上)は,軽度難聴群(39dB以下)よりも,5cm,30cmの指こすり音,30cmの指タップ音を有意に認識していないことが示され,指こすり音・指タップ音は,高齢者の聴覚スクリーニング検査として有用である可能性を証明した.
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