研究課題/領域番号 |
26463508
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 東京医療保健大学 (2016-2018) 杏林大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
大金 ひろみ 東京医療保健大学, 医療保健学部, 准教授 (60305696)
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研究分担者 |
蓮井 貴子 東京医療保健大学, 医療保健学部, 講師 (50450002)
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研究協力者 |
内山 研一
鈴木 聡
川名 典子
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | アクションリサーチ / 緩和ケア / 住民参加 / 地域ケア / 看取り / 地域連携 / 専門職の教育 / 地域包括支援センター / 事例検討会 / 在宅ホスピス / 医療・福祉 / 看護学 / 協働 |
研究成果の概要 |
本研究では、地域での「看取りのケアの縁側づくり」のためのアクションリサーチを行った。在宅ケアに関わる専門職と素人の地域住民とによるワークショップでは、異なるコミュニティに属する人々が、その内外を往き来できる「場」である「縁側」の必要性が見いだされた。 多職種による事例検討会では、ケアを行う中での各参加者の「思い」が、リエゾン精神専門看護師の助言によって参加者が共有できるケアの根拠として論理的に整理された。このことから、この事例検討会が「縁側」を往来する専門職の実践知を高める機会として有用である可能性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究のアクションリサーチ手法は、ワークショップ参加者の思いにもとづくディスカッションから得られたラーニングを共有するため、専門職と素人の地域住民とのディスカッションで起こりやすい知識の差による課題を生じず、コンセプトを見いだせると考えられる。また、在宅ケアの多職種の実践の振り返りや対人援助の技術向上のため、地域においてリエゾン精神看護師の活用が有用であると示唆された。
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