研究課題/領域番号 |
26463535
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 日本赤十字九州国際看護大学 (2015-2016) 福岡県立大学 (2014) |
研究代表者 |
山名 栄子 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 准教授 (40438312)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 透析患者 / 自己管理 / 動機づけ支援 / 行動変容 / 可視化 |
研究実績の概要 |
研究開始当初の背景 生活習慣病対策は国の重要な柱として位置づけられ、国は平成27年度成果目標である糖尿病等有病者・予備軍の25%減少を目途に取り組んでいる。一方、わが国の血液透析患者は30万9千人を超え、国民総医療費の約4%に達している。医療費適正化の取り組みは、糖尿病等の発症あるいは重症化や合併症への進行の予防に重点を置いている。 具体的に保健指導の実施については、平成20年4月から生活習慣病予防のための標準的な健診・保健指導プログラムを踏まえ、情報提供、動機づけ支援、積極的支援が行われている。これまでの保健指導の実施にとどまらず、対象者の行動変容を促すことができるようなツールの選択が効果的に保健指導をするために必要とされ、保健指導技術には、対象者の行動変容を促すことができるようなツールおよびシステムの開発が求められている。 しかし、これまで医学分野からは取り組まれているが、看護学分野では取り組まれていない。 そこで本研究では、透析患者が自己管理の改善および維持、増進するために、看護職が透析患者を対象に行った動機づけ支援と患者の行動変容のプロセスを可視化する既存のツールを改良、その使用効果を検討し、自己管理教育支援システムを構築することを目的とした。 本年度はツールを改良するため、研究倫理審査を受ける機関を変更して審査申請書を作成中、タブレットの画面上で操作することを想定してツール手順を検討した。国が目指した平成27年度成果目標である糖尿病等有病者・予備軍の25%減少のその後の実施状況および本研究に係る先行研究を再確認し、引き続き研究を遂行する。
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