研究課題/領域番号 |
26463542
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 新潟医療福祉大学 |
研究代表者 |
宇田 優子 新潟医療福祉大学, 看護学部, 教授 (70597690)
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研究分担者 |
三澤 寿美 東北福祉大学, 健康科学部, 教授 (10325946)
石塚 敏子 新潟医療福祉大学, 看護学部, 講師 (80339944)
稲垣 千文 新潟医療福祉大学, 看護学部, 講師 (10645716)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 災害への備え / 外来看護 / 神経難病 / 老年的超越 / あきらめ / 難病看護 / 在宅療養者 / 災害 / 備え |
研究成果の概要 |
病者が持つ災害の備えを抑止し阻害する「あきらめ」の気持ちと支援者の受け止めを明らかにし、在宅神経難病患者に特化した災害対処モデルの構築を目的に、①災害対処行動を「あきらめ」る気持ちの分析、②支援関係者への調査、③「在宅療養者の災害対処行動の理論モデル構築」を目的とした。結果は①「あきらめ」る気持ちは老年的超越による生と死の価値観の転換と社会が高齢者に自立を求める現実が影響していた。②外来看護師に調査を実施、外」来における災害への備え支援は1割程度と低い、③「薬と物を備える」「身体を備える」「人を備える」の3キーワードから在宅療養者の災害対処行動理論モデル(案)を構築した。継続して検証する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2011年東日本大震災以降の10年間で、2016年熊本地震、鳥取県中部地震、2018年北海道胆振東部地震や2013年台風18号、2015年関東東北豪雨、2019年台風19号被害と大規模災害は発生し、命を守る行動を国民は求められている。しかし、避難せずに自宅に留まり被災する高齢者は多数存在する。本研究は神経難病患者に限らず、避難行動や災害備えを「あきらめ」る高齢者の理解、災害備え行動を促進・支援の基盤となる研究で、災害の多い日本では社会的意義は高い。
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