研究課題/領域番号 |
26463544
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 聖隷クリストファー大学 |
研究代表者 |
入江 拓 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (30267877)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ファミリーホーム / 補助者 / 感情労働 / 社会的養護 / 要保護児童 / 感情体験 / 密室化防止 / 暴力的力学 / 精神保健 / 密室化の防止 / 施設内暴力 / 負担感 / 暴力的力学状況 / 質的分析 / 里親制度 / 暴力 / テキストマイニング / 養育環境 |
研究成果の概要 |
住居型児童養育事業であるファミリーホーム(定員6名)には、乳幼児から思春期までの発達障害・精神障害・愛着障害および被虐待児など、養育上特別の配慮を要する子供たちが複数措置されている現状がある。ファミリーホームに雇用される補助者は、そのような特性を持つ子ども達と、共感的な関係を築く行為そのものを日常的に要求される感情労働者である。インタビュー調査の結果、補助者が、不安や無力感、怒りなどの心理的な葛藤状況に持続的に晒されている時は、「仕事として割り切る」ことで対処している傾向があった。そのような状況下では、安全な共同体の維持に、自分がどのような役割で関与するかという意識を持ちにくい状況にあった。
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