研究課題/領域番号 |
26463549
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
岡本 理恵 金沢大学, 保健学系, 准教授 (50303285)
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研究分担者 |
表 志津子 金沢大学, 保健学系, 教授 (10320904)
市森 明恵 金沢大学, 保健学系, 助教 (80507369)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | がん患者 / がんサバイバー / がん教育 / 地域づくり / がんサバイバーシップ / コミュニティー / 地域住民 / 看護学生 / アクションリサーチ |
研究成果の概要 |
この研究の目的は、地域住民と大学、看護学生などが地域で暮らすがん患者とその家族を協同で支えるシステムのモデルを構築することであった。2,611世帯を対象とした地域住民に対するがんについての意識調査では、がんに対するがん経験者と未経験者の意識の違いを明らかにした。がん経験がない者は、がん経験がある者よりがんに対し否定的なイメージを持っており、がん経験がない者を対象としたがん教育の必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年がん医療の進歩や在院日数の短縮により、地域で暮らしながら闘病する患者が増えており、地域住民にとってがん患者を身近に感じる機会は増加している。しかしながら、本研究ではがんに罹患した経験のない人は、がんに罹患した経験のある人に比べ、依然としてがんに対する恐怖や否定的なイメージを持つ実態を明らかにしたことに意義がある。今後は地域住民に対するがん教育やがん患者や家族支援のための活動をさらに促進していく必要が示唆された。
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