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動物との共生を基盤としたCommunity Developmentモデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 26463575
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 地域看護学
研究機関聖路加国際大学

研究代表者

小林 真朝  聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (00439514)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード地域づくり / 公衆衛生看護学 / 人と動物の関係 / 動物との共生 / Human-animal Bond / 地域看護学 / 看護学
研究成果の概要

概念分析にてHuman-animal Bondは「地域における人と動物双方の健康と福祉の基盤となる互恵的な共生関係である」と定義できた。
先進的取組の自治体インタビューでは「動物との共生」の定義づけは明確ではないものの、住民、NPO、学校等と協働しながら様々な試みが行われており、現場で近年挙げられる問題は、保健分野との協働がなければ解決されない課題であることが見出された。
住民への質問紙調査からは地域への認識や地域活動といった地域へのコミットメント、動物との共生への認識はペット飼育経験がある住民のほうが高かった。動物との共生を基盤とした地域づくりは、ペット飼育者を核に進められる可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

公衆衛生看護活動における「地域づくり」はソーシャルサポートの醸成と共に重要な課題となっている。近年は地域のつながり、ソーシャルネットワーク、多様性の受容が重要視されており、そうした社会背景の中で、地域における動物との共生による住民の結びつきは自治体にとっても重要な課題になっている。住民の動物との共生への認識は、ペットとの共生経験が関連していることが示され、また動物共生にまつわる現場の様々な課題は、公衆衛生看護的な関わりと切っても切り離せない住民の課題とつながっており、今後さらに部署横断的な住民へのアプローチが求められることが示唆された。

報告書

(7件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 2014 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020 2019

すべて 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] ペットと人の健康におけるエビデンス構築の展望2020

    • 著者名/発表者名
      小林真朝
    • 学会等名
      第79回日本公衆衛生学会総会 公募シンポジウム
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] ペットが高齢者の健康維持に果たす役割2019

    • 著者名/発表者名
      小林真朝
    • 学会等名
      第8回ペットとの共生推進シンポジウム
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 招待講演

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公開日: 2014-04-04   更新日: 2021-02-19  

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