研究課題/領域番号 |
26500011
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
統合栄養科学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
熊谷 裕通 静岡県立大学, 食品栄養科学部, 教授 (40183313)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 慢性腎臓病 / 栄養障害 / 腸管透過性 / 腸内細菌 / 炎症 / synbiotics / エンドトキシン |
研究成果の概要 |
慢性腎臓病(CKD)におこる栄養障害の主因は、炎症であるが、それに腸管の透過性亢進や腸内細菌叢の変化が関与しているか否か調べた。腸管透過性の評価法では、分子量4000の蛍光デキストリンを用いると、CKDラットの腸管透過性を評価できた。CKDラットでは、腎機能が著しく悪化すると、腸管透過性が亢進したが、体内の炎症は、これより早期に悪化しており、腸管透過性の亢進が炎症反応を引き起こすという仮説は否定された。CKDモデルラットにビフィズス菌と難消化性デンプンを投与すると、炎症と腎機能の改善が見られたが、その理由は明らかでなかった。
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