研究課題/領域番号 |
26500013
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
統合栄養科学
|
研究機関 | 福岡女子大学 |
研究代表者 |
高橋 徹 福岡女子大学, 人間環境学研究科, 准教授 (80324292)
|
研究分担者 |
安細 敏弘 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (80244789)
小野塚 実 神奈川歯科大学, 歯学部, 名誉教授 (90084780)
徳永 美希 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 助教 (90610238)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 食物繊維 / 自由水 / 水の拡散係数 / 糖の拡散係数 / 粘度 / ベイジアンネットワーク / 分子の拡散 / 拡散係数 / 消化管 / 食後血糖 / 体外実験 / 水の拡散 / 糖の拡散 / 糖吸収 |
研究成果の概要 |
これまで、食後血糖は消化管内容物の粘度との関係から説明されることが多かった。しかし、小腸内容物の粘度を上昇させないにも関わらず、食後血糖を緩和する水溶性食物繊維が存在する。一方、これまでの研究で、食後血糖は、消化管内容物中の糖の拡散に依存することがこれまでの研究から明らかである。本課題では、食後血糖を決定する新たな因子の探索を行った。その結果、不溶性食物存在下で糖の拡散は、粘度ではなく、ブラウン運動に影響を及ぼす水の拡散や自由水が関わっていることをベイジアンネットワークを用いて明らかにした。すなわち、糖の吸収速度は、水の拡散や自由水が関わっている可能性が不溶性食物存在下条件で示唆された。
|