研究課題/領域番号 |
26500020
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
統合栄養科学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
室田 佳恵子 近畿大学, 理工学部, 准教授 (40294681)
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連携研究者 |
松村 康生 京都大学, 大学院農学研究科, 教授 (50181756)
大久保 剛 仙台白百合女子大学, 人間学部, 准教授 (40513172)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | リン脂質 / 消化 / リンパ輸送 / 脂溶性ビタミン / 小腸透過性 / DHA / Caco-2 / カロテノイド / ビタミンE / 吸収 / 小腸 / 細胞間透過性 |
研究成果の概要 |
本研究では食事性脂質の化学構造が食品成分の吸収制御に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。 脂質の分子構造が構成脂肪酸の吸収性に及ぼす影響をラットを用いて検討した結果、DHA含有リン脂質は小腸でのリン脂質結合型DHAの産生を促進することが示された。これは、DHA含有リン脂質が膵酵素の消化産物としてDHA結合型リゾリン脂質を出現させる割合が高いためと考えられた。 また、脂質消化産物が共存して充分な可溶化状態である混合ミセルを形成することが、脂溶性ビタミンの小腸における吸収性の促進に重要であることが確認された。さらに、リン脂質から生じるリゾリン脂質は小腸上皮の透過性に影響することが示された
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