研究課題
基盤研究(C)
本研究では、ヒト卵膜由来間葉系幹細胞が産生する低分子の生理活性物質に着目し、再生医療に有効な生理活性物質を同定して、細胞を用いない新規の再生医療へ向けて臨床応用の基盤を整えることを目標とした。卵膜由来間葉系幹細胞の培養上清の低分子分画に抗炎症作用があることが明らかとなり、新規に低分子生理活性脂質を同定することができた。また、非アルコール性脂肪性肝炎モデルに対する効果を確認できた。