研究課題/領域番号 |
26503001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐藤 雪野 東北大学, 国際文化研究科, 准教授 (40226014)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 民族共生 / チェコスロヴァキア / ナショナリズム / マイノリティ / 土地改革 / 大土地所有 / 利益団体 / 貴族 / 戦間期 |
研究成果の概要 |
戦間期チェコスロヴァキアのドイツ系住民は、数の上ではチェコ系住民に次ぎ、スロヴァキア系住民より多く、マイノリティとは言い難い存在であったが、劣位の存在という点でのマイノリティであった。その処遇が、結果的にナチ・ドイツによる国家解体を招くことになった。ドイツ系大土地所有者は、ドイツ系という出自と、社会的不平等を体現するものとして、二重にチェコ人民衆の敵とみなされたが、超民族的利益団体である大土地所有者連盟の活動を通じて、チェコ系大土地所有者と協力しつつ、土地改革において自らの利害を守ろうとした。このような共通の利害の発見による民族間協力の実例は、現代の民族間協力に応用可能であろう。
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