伝統モンゴル文字認識システムの構築

• 研究課題/領域番号: 26503004
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 文化学
• 研究機関: 静岡大学
• 研究代表者: 中谷 広正 静岡大学, 情報学部, 教授 (80109131)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2016年度)
• 配分額: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円); 2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 伝統モンゴル文字 / 史料画像 / 文字認識

研究成果の概要

モンゴル文化の保存・伝承のためには伝統モンゴル文字の復興と普及が重要であり、伝統モンゴル文字を電子化する際や電子化された史料を管理検索する際に生じる問題の解決が急務である。そこで本研究では、史料の入力・解析に必要な各種画像処理技術、単語・文字・字素の認識に適した画像特徴取得技術について研究した。そして、伝統モンゴル文字の認識手法を開発し、史料画像からの単語検索システムを構築することによってその有効性を示した。

研究成果

• [雑誌論文] 勾配の対称を考慮したハフ変換による円検出 (2014)
  • 著者名/発表者名: TSAGAAN Baigalmaa、中谷広正
  • 雑誌名: 画像ラボ 巻: 25 ページ: 30-35
• [学会発表] 伝統モンゴル文字の単語検索のための中心線形状特徴の利用 (2016)
  • 著者名/発表者名: 原田景太, 中谷広正
  • 学会等名: 平成28年度電気・電子・情報関係学会東海支部連合大会
  • 発表場所: 豊田工業高等専門学校(愛知県豊田市)
  • 年月日: 2016-09-12
• [学会発表] 大局的特徴を用いた伝統モンゴル文字の字素認識 (2015)
  • 著者名/発表者名: 伊藤義将，Baigalmaa TSAGAAN，中谷広正
  • 学会等名: 第13回情報学ワークショップWiNF2015
  • 発表場所: 名城大学天白キャンパス(愛知県・名古屋市)
  • 年月日: 2015-12-05
• [学会発表] 勾配対称性を利用した円検出による細胞検出 (2015)
  • 著者名/発表者名: 竹内龍之介，Baigalmaa TSAGAAN，中谷広正
  • 学会等名: 第13回情報学ワークショップWiNF2015
  • 発表場所: 名城大学天白キャンパス(愛知県・名古屋市)
  • 年月日: 2015-12-05
• [学会発表] Markerless recognition of piano fingering (2015)
  • 著者名/発表者名: Satoshi Fujii, Baigalmaa Tsagaan, Hiromasa Nakatani
  • 学会等名: Joint Conference of IWAIT and IFMIA
  • 発表場所: 台湾・國立成功大學(台湾台南市)
  • 年月日: 2015-01-11 – 2015-01-13
• [学会発表] A fast registration of 3D shapes using nearest neighbor point field (2014)
  • 著者名/発表者名: Baigalmaa Tsagaan, Hiromasa Nakatani
  • 学会等名: 4th IIEEJ International Workshop on Image Electronics and Visual Computing
  • 発表場所: Centara Grand Beach Resort 会議場（タイ・サムイ島）
  • 年月日: 2014-10-07 – 2014-10-10
• [学会発表] 脳波に基づくWeb ユーザビリティ評価 (2014)
  • 著者名/発表者名: 畑裕介,ツァガーンバイガルマ,中谷広正
  • 学会等名: 電気・電子・情報関係学会東海支部連合大会
  • 発表場所: 中京大学(愛知県名古屋市)
  • 年月日: 2014-09-08 – 2014-09-09