研究課題/領域番号 |
26503006
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
緒形 康 神戸大学, 人文学研究科, 教授 (40194427)
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研究協力者 |
曾 慶豹
林 子淳
黄 剣波
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 漢語神学 / 公共圏 / グローバル中国 / 市民社会 / 公民社会 / キリスト教 / 近代中国 / 対抗公共圏 / ポストコロニアル論争 / キリスト教団 / 宗教社会学 / 翻訳解釈学 / 思想史 / 国際情報交換 / 中国:香港:台湾 |
研究成果の概要 |
漢語神学は、漢語によるキリスト教の解釈と宣教にもとづいた現代中国の政治・文化・社会にわたる改革運動の総称である。それはキリスト教という近代中国における最大の他者を消去するナショナリズム運動として機能したが、その過程において、漢語による神学文献の言語的複数性や神学共同体の対抗的な他者性を、歴史のなかに顕在化させることになった。こうして、毛沢東主義や三民主義といった革命史観の影響下に、伝統の自主的な再生という物語をつむいできた中国近代文化史が、グローバルな普遍性への強い志向を有していることが改めて浮き彫りになったのである。
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