研究課題
基盤研究(C)
本研究では、戦争や公害、災害といったいわゆる「負の記憶」が、博物館展示という場においてどのように表象され、その展示空間にはどのような政治的な力学が作用しているのかを明らかにするため、国内外の博物館を対象として調査を行った。こうした「負の記憶」をどのようにして未来に生かしていくのかという問題意識のもとで「記憶の継承」を主眼に据えたさまざまな取り組みも行われており、「負の記憶」は、単に過去の事象にとどまるのではなく、「未来の表象」へと直結する課題であることが浮き彫りになった。
すべて 2017 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (2件) 図書 (2件)
博物館/文化遺産から社会・歴史を読み解く
巻: - ページ: 183-191
120006463448
博物館学芸員課程年報
巻: 18 ページ: 3-10
桜美林論考 人文研究
巻: 7 ページ: 21-35
110010041092
明治大学学芸員養成課程年報
巻: 31 ページ: 13-21
国立歴史民俗博物館研究報告
巻: 199 ページ: 67-86