研究課題
基盤研究(C)
火星の大気圧に近い1kPaでの芽だし野菜(スプラウト)栽培に挑戦することを目的として研究を進めた。発芽実験を繰り返すうちに、これまで試験に用いてきた種子でも発芽しない場合があるので、再現性を詳しく確認し、いろいろな種類の種子で試験を行う必要性が生じた。この低圧環境下で発芽する種を効率よく見つけるために、約40種類の種の発芽実験を同時に行うことができる栽培装置を製作し、キュウリ、ナス、ブロッコリ、ダイコン、インゲンから42種類の種子を選び、1/20の減圧大気下での発芽実験を行った結果、ブロッコリ、ダイコン、インゲンは、発芽するものが多く、キュウリは種類によって発芽率が異なることが明らかになった。
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